くすりを使うときの注意
くすりは体の自然治癒力を助け、病気やケガを治す大切なものです。決められた時間と量を守り、家族や他人のくすりを使わないようにしましょう。
また、以前処方されたくすりは使わず、保管もきちんと整理してください。アスリートはドーピング違反を防ぐため、くすりやサプリメントを使用する際に成分を確認することが重要です。栄養はまず食事から取り、必要に応じて専門家に相談しましょう。
心を整えるヒント
心を落ち着かせるには、気持ちや考えを整理することが大切です。やるべきことをはっきりさせ、自分ができていることに目を向けると、自信がつきます。緊張したら、深呼吸をしてリラックスしてみましょう。思春期には心の変化が起きやすいですが、それは自然なことです。
気持ちが不安定なときは、一人で抱え込まず、誰かに相談してみてください。自分を知り、心を整えることが、前向きに過ごす第一歩です。
生理とスポーツの関係を知っていますか?
生理は、体の健康状態を教えてくれる大切なサインです。エネルギー不足が続くと、生理が止まったり、骨が弱くなる「骨粗鬆症」や疲労骨折を起こしやすくなります。月経が3カ月以上止まっている、不規則になっているなどの症状があれば、早めに専門医に相談しましょう。生理の悩みは治療や対策ができます。正しい知識で、スポーツを楽しみながら健康を守りましょう!
コンディションを整えるポイント
女性は月経やホルモンの影響で体や心に変化が起こりやすいので、普段から体調をチェックして変化に気づけるようにしましょう。朝の体温や体重、脈拍を確認し、練習日誌に記録するのがおすすめです。また、月経前後の不調には、ゆっくりと息を吐いたり、ストレッチをしてリラックスしましょう。
疲れたときやパフォーマンスが落ちると感じるときは、ウォーミングアップやクールダウンを丁寧に行うことが大切です。「痛みがあるときは冷やして休む」「動きづらいときは温めてストレッチ」など、自分に合ったケアを心がけましょう。
食べることは自分づくり
毎日の食事が、今日の元気や明日の健康を支えます。朝ごはんで体を目覚めさせ、昼はバランスの取れた食事で午後の活力を補いましょう。女性は鉄不足になりやすいため、レバーや小松菜など鉄分を含む食品を積極的に摂りましょう。
夜は運動後の体を回復させるため、主食・主菜・副菜をしっかり取り入れ、骨を強くするカルシウムも意識してください。⽔分補給や⼗分な睡眠も、成⻑と疲労回復には⽋かせません!
疲労骨折しやすい体になっていませんか?
女性ホルモンは骨を強くする役割がありますが、運動量が多くて食事のエネルギーが不足するとホルモンの働きが弱まり、骨量が減少して疲労骨折につながります。特に生理が不規則だったり止まっていると骨折リスクが高まります。
疲労骨折は治るのに時間がかかり、将来の骨の健康にも悪影響を与えることがあります。おにぎり1つ多く食べるなど、エネルギー不足を防ぐ簡単な工夫をしてみましょう。気になる症状があれば、専門外来で相談して自分の体を守りましょう!